包むことは、大事に思う事、大切にすること
袱紗や風呂敷で「包む」という行為は、贈り物を手持ちでお届けする時、また頂きものを頂いて帰る時、そのものを包むことを通じてその物や相手を大切に思う気持ちに繋がります。もともと「包」という漢字は、母親が胎児をお腹に宿している状態をイメージしており、包むという行為それ自体が包む物を大事にする気持ちの表れといえます。レジ袋を減らすためのエコバックの代わりとしての風呂敷というより、相手やものを大切に思いやる気持ちそのものが今の時代必要だと思います。上質の絹を使って丁寧に織り上げたちりめん風呂敷・袱紗ですので末永くお使い頂ければ幸いです。