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PROFILE

会社概要

商号

株式会社 伊藤平

資本金

10,000,000円

代表者

代表取締役 伊藤淳

設立

昭和62(1987)年10月14日

所在地

〒629-2263  京都府与謝郡与謝野町弓木493 山藤織物工場内

https://www.itohei.com

Email:ito@itohei.com

伊藤平について


伊藤平はながらく能衣装に用いられる唐織の製造販売を行ってまりました。唐織物は多色の色糸を生地上にあたかも刺繍のように織り出す織物で使う色糸の多さ、色使いの自由さは他の織物には類を見ない織物です。伊藤平では永年唐織物の製作で培って参りました絹糸そ染める技術、日本の伝統的な色を用いて風呂敷、袱紗をお染めしています。唐織りは先染(さきぞめ:糸を染めてから織る)、風呂敷は後染(あとぞめ:生地を織ってから染める)の違いはありますが、糸と布地の差はありますが絹を染めることは染料も技術も大きな相違はなく唐織で培いました色の技術をもとに丹後縮緬の白生地製造の山藤織物工場とのタイアップで風呂敷を一枚からお好きなお色にお染めしております。
資料が火事で消滅してしまい明確な創業時期は不明ですが、現在の当主で五代目となります。それまでは総合的な呉服問屋でしたが第二次世界大戦後は特に能衣装に用いられる唐織物の帯、袱紗等の小売を行い、日本政府より象牙海岸共和国に贈った能衣装の制作並びに皇室にも御御帯(おみおび)、お袱紗等をお納めしております。
 

京都織物株式会社と明治43年の長者番付

現在は見る影もないほど小さくなっておりますが明治時代にはとても大きな店で明治43年の日本国の長者番付に記載されていました。また、その当時の当主の伊藤平三は日本最初の株式会社である「京都織物株式会社」の大株主であり、また監査役をつとめておりました。京都織物株式会社は、天皇陛下が東京にお移りになられた際に頂いた賜り金を元に渋沢栄一公がとりまとめ役となり東京、京都の財界が日本の織物産業の近代化を目指して作った織物会社です。