シテ、ワキ、ツレ

日本の文化、もてなしの心など普段何気なく見過ごしてしまっていることの由来等を調べて書きとめていきます。今回のテーマは日本の「シテ、ワキ、ツレ」です。

シテ、ワキ、ツレ・・本来は能狂言における主役(シテ)、脇役(ワキ)、まとめ役(ツレ)。転じて懐石料理の盛りつけに際しての配分の妙を表す。シテの堂々に対して、ワキは軽々と、そしてツレが全体をまとめる。この配分の妙を得た時本当の美味が生まれる。つまりバランス感かが大切ということ・・日本の美意識の基本として頭の中においておきたい感覚です。(出典:懐石サントリー)